日韓外相会談 河野大臣「核査察の費用を負担する」[2018/03/18 06:26]

 アメリカを訪問中の河野外務大臣は、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相と会談し、北朝鮮が核査察を受け入れた場合の費用を日本が負担すると伝えました。

 河野大臣は、北朝鮮の非核化を実現するうえで、日本の貢献を明確にするため核査察の費用負担を申し出ました。
 河野外務大臣:「韓国側も(北朝鮮が)IAEA(国際原子力機関)の査察を受け入れることは必要だというのは共通認識。日本として初期コストを負担する用意があることは申し上げた」
 そのうえで、河野大臣は南北首脳会談のなかで拉致問題を取り上げるよう伝え、拉致問題の解決へ日韓で連携することを確認しました。また、北朝鮮に対して最大限の圧力を掛け続けていく日本政府の基本的な立場を、アメリカに続き韓国政府とも共有しました。

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