集中審議で与野党攻防へ 改ざん指示者は?目的は?[2018/03/18 17:35]

 19日の集中審議ですが、焦点は誰が何のために行ったのかという点です。麻生財務大臣は当時、理財局長だった佐川氏が最終責任者だとして「改ざんは理財局の一部が行っていた」という認識を示しています。一方で野党側は、安倍総理大臣が「私と妻が関係していたということになれば、総理大臣も国会議員も辞める」と発言したことへの“忖度(そんたく)”があったのではないかとみています。財務省の太田理財局長は「政府全体の答弁は気にしていたと思う」とこの発言の影響を否定しませんでした。野党側は、麻生大臣の進退問題や昭恵夫人の関与にも踏み込んでいきたい狙いです。政府・与党は政権運営への影響を最小限にしたい考えで、どこまで真相が明らかになるのか注目されます。

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