佐川氏証人喚問へ調整大詰め 森友文書“改ざん”[2018/03/20 11:49]

 森友学園に関する決裁文書の改ざん問題で、野党側が求めている佐川前国税庁長官の証人喚問について、政府・与党は国会招致の形式や日程など詰めの調整を行います。

 (政治部・前田洋平記者報告)
 この後、与党の幹事長らが会談するほか、安倍総理大臣と公明党の山口代表も意見交換して対応を協議します。
 自民党・高村副総裁:「真相を究明することによって、しっかり国民に説明することによって、失点を最小限に抑えるように努力して頂きたい」
 与党内には佐川氏を偽証罪に問われない参考人招致にとどめるべきとの声もありますが、その場合、野党側がさらに証人喚問を求めてくるのは確実です。このため、参考人ではなく、「刑事訴追の恐れがある」として証言を拒むことができる証人喚問でも構わないとの見方もあります。日程については、予算案の成立前の週明けに証人喚問を行うには20日中に議決する必要があります。与党としてはとにかく真相究明に向けた姿勢をアピールすることで、かつてない安倍総理への逆風をしのぎたい考えです。

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