改ざん問題キーマン、注目の証言 佐川氏喚問始まる[2018/03/27 10:55]

 国会では森友学園に関する文書改ざん問題を巡る佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問が参議院の予算委員会で行われています。

 前国税庁長官・佐川宣寿氏:「宣誓書、平成30年3月27日、良心に従って真実を述べ、何事も隠さず、また、何事も付け加えないことを誓います。証人・佐川宣寿」
 佐川氏は去年、森友学園への国有地売却が問題になった際に財務省の理財局長として国会答弁に何度も立ち、森友学園と近畿財務局の面会記録は廃棄したなどと説明してきました。27日の喚問では当時の答弁との食い違いのほか、決裁文書の改ざんが誰の指示で何のために行われたのかをどこまで真実を語るかが焦点ですが、佐川氏は決裁文書改ざんをいつどのように認識したのかについて、刑事訴追の恐れがあるとして証言を拒んでいます。証人喚問は午前は参議院、午後2時からは衆議院でそれぞれ2時間ずつ行われます。

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