今国会めざし 働き方改革関連法案 自民で大筋了承[2018/03/29 17:03]

 政府・与党がこの国会の最重要法案と位置付ける働き方改革関連法案が裁量労働制の拡大を削除したうえで、自民党の部会で大筋了承されました。

 働き方改革関連法案を巡っては、厚生労働省が不適切なデータをもとに国会答弁などを作成していた問題を受け、関連する裁量労働制の部分を削除するなど、国会提出に向けた手続きに遅れが生じていました。大筋で了承された法案には、「同一労働・同一賃金」や一部の専門職を労働時間の規制から外す「高度プロフェッショナル制度」の創設などが含まれています。法案は来月上旬にも国会に提出されます。一方で、切り離した裁量労働制について、政府は実態の把握をしたうえで、改めて法案作成をする考えです。

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