国政見つめた名物店 惜しまれつつ64年の歴史に幕(2018/04/13 17:33)

 国会の中にある隠れた名店が13日に閉店する。64年にわたり、国政の動きを見つめてきたこのお店。思い出とともに歴史を振り返る。

 国会議事堂の衆議院側、そこに店を構えるレトロな雰囲気の新美堂。国会を訪れた人にはおなじみの店だが、開店から半世紀以上、従業員が高齢になったこともあり、13日に閉店する。
 新美堂・櫻井吉男さん(72):「小泉純一郎さんが総理になって初めて総理のまんじゅうができた。小泉さんが一番、売れましたね」
 新美堂が開店したのは、64年前の1954年。元々は時計店でかつての大物政治家も常連だったという。長い歴史のなかには政権交代もあった。時計をほとんど扱わなくなった今でも時計の修理に来る政治家がいるという。自民党の石破茂元幹事長(61)だ。
 自民党・石破元幹事長:「あそこに行くとタイムスリップしたみたいな感じで心が安らぐところがありましたね」
 事務所に動かなくなった時計があるというので修理に訪れた。石破元幹事長といえば、ポスト安倍の最有力候補。歴代総理が描かれた湯飲みを手に。
 自民党・石破元幹事長(61):「(Q.(顔が)のったら光栄ですか?)それは光栄でしょう。『これにぜひ、自分をのせたい』とか。そんな動機で(総理になりたいと)言っちゃいかんですよ」
 そうこうしているうちに時計の修理は完了。国会とともに時を刻んできた新美堂。その歴史に幕が下りた。

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