日米首脳会談 通商問題などを協議[2018/04/19 05:54]

 アメリカ訪問2日目はゴルフ外交です。安倍総理大臣はトランプ大統領とプレーした後、首脳会談に臨み通商問題について議論しました。

 (政治部・吉野真太郎記者報告)
 安倍総理とトランプ大統領のゴルフは今回で3回目で、約3時間かけて18ホールを回りました。今回のゴルフについて、日本政府内には慎重論がありましたが、米朝首脳会談などを前に2人で対話して信頼関係を醸成したほうが得策と判断しました。そして、ゴルフの後は首脳会談です。
 トランプ大統領:「遠くない将来、貿易均衡を得たい。自由で公平でお互いに利益のある貿易が必要だ」
 安倍総理大臣:「自由で公正な枠組みをアジア太平洋地域に日米で拡大していく」
 安倍総理はアメリカのTPP(環太平洋経済連携協定)復帰を見据え、通商問題を閣僚レベルで協議する新たな枠組みを提案しました。ただ、トランプ大統領はあくまで二国間の自由貿易協定にこだわっていて、今後も協議は難航しそうです。

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