解散「頭の中に全くない」 野党抜き国会で安倍総理[2018/04/26 10:30]

 国会では野党が審議拒否を続けるなか、予算委員会の集中審議が行われています。衆議院の解散について、安倍総理大臣は「考えていない」と強調しました。

 安倍総理大臣:「解散・総選挙については私の頭の中には全くない、はっきりと申し上げておきたい。国民の信頼回復に向けて必ず全容を解明し、うみを出し切る。真摯な反省のうえに、二度とこうしたことが起こらないように組織を根本から立て直していく決意だ」
 安倍総理はまた、森友・加計問題について「国会審議が政策論争以外に集中してしまう状況を招いたことは率直に反省しなければならない」と述べました。この集中審議には、柳瀬元総理秘書官の証人喚問や麻生財務大臣の辞任を求める野党側が日本維新の会を除いて出席していません。その一方で、別の場所に財務省などの官僚を呼んでセクハラ問題のヒアリングを行っています。

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