裁量労働制の対象拡大は削除“働き方改革”審議入り[2018/04/27 19:15]

 安倍政権が今の国会の最重要法案と位置付ける働き方改革関連法案が野党側が欠席するなか、27日の衆議院本会議で審議入りしました。

 安倍総理大臣:「働き方改革は、1億総活躍社会実現のための最大のチャレンジであり、働き手の立場に立って一人ひとりの事情に応じた多様な働き方を選択できる社会を実現していきます」
 当初、法案に盛り込まれる予定だった裁量労働制の対象拡大は、根拠となるデータが不適切だった問題を受けて削除されています。総理大臣が出席する重要法案の審議入りに野党側が欠席するのは、2005年の郵政民営化法案以来、13年ぶりになります。野党側は「要求を拒否したまま、連休前に駆け込みで審議入りするのは信じられない」と反発していますが、与党側は野党欠席のままでも審議を続ける方針です。

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