「瀬取り」取り締りに豪加両軍 異例の沖縄を拠点に[2018/04/28 17:50]

 北朝鮮の船による密輸、いわゆる「瀬取り」行為を取り締まるため、オーストラリアとカナダの哨戒機が沖縄のアメリカ軍嘉手納基地を拠点に活動することが分かりました。

 国連の安保理決議に反し、北朝鮮の船が海の上で物資を違法に積み替えるいわゆる「瀬取り」についてこれまでは、日本の海上自衛隊の哨戒機や海上保安庁、アメリカ軍などが取り締まってきました。28日からはオーストラリアとカナダの空軍の哨戒機も沖縄県にあるアメリカ軍嘉手納基地を拠点に警戒監視活動を行うことが明らかになりました。日本国内でアメリカ以外の外国の軍隊が活動するのは極めて異例です。北朝鮮の非核化へ向けた行動が具体的になるまで、日米と国際社会が連携し、圧力を強めていく方針です。

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