北朝鮮核ミサイル開発「差し迫った脅威」 外交青書[2018/05/15 11:51]

 河野外務大臣は15日の閣議で2018年版の外交青書を報告し、北朝鮮の核・ミサイル開発について「重大かつ差し迫った脅威」と厳しく非難しました。

 河野外務大臣:「(北朝鮮による核・ミサイル開発で)日本を取り巻く安全保障環境が一層、厳しさを増すなか、我が国は米国をはじめとする各国と緊密に連携し、国際社会が直面している諸課題に積極的に対応しております」
 北朝鮮問題を巡っては先月の日米首脳会談を取り上げ、来月、トランプ大統領が金正恩委員長と会談する際に「拉致問題を取り上げることで合意した」ことを明記しました。そのうえで、「拉致問題の解決なしには国交正常化はあり得ない」と強調しました。また、核兵器や弾道ミサイルについては「完全かつ検証可能で後戻りのできない方法で廃棄する必要がある」と重ねて強調しました。

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