「働き方改革」さらなるデータミス 野党反発強める[2018/05/15 15:07]

 安倍政権が今国会での成立を目指している働き方改革法案を巡って、厚生労働省の新たなデータミスが発覚して野党側は反発を強めています。

 立憲民主党・西村智奈美議員:「これはやはりデータを精査し直して、法案そのものを作成し直さなければいけない問題だと思います」
 働き方改革法案を巡っては、厚労省が作成した残業時間に関する資料に不適切なデータがあったことが発覚し、法案の裁量労働制に関する部分が削除されました。さらに、野党側は一部の専門職を労働時間の規制から外す「高度プロフェッショナル制度」の削除も求めています。こうしたなか、今回、新たなミスの発覚を受けて野党側は「立法事実が崩れた」としていて、法案の出し直しを求めていく方針です。

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