公文書管理委員会 財務省と防衛省からヒアリング[2018/06/11 23:27]

 政府は公文書管理委員会を開催し、財務省と防衛省からヒアリングを行いました。出席した有識者からは、公文書の管理に対する厳しい意見が出ました。

 有識者は、森友学園に関する文書の改ざん問題を起こした財務省と自衛隊派遣の日報を隠蔽していた防衛省に対し、公文書管理についての意識改革や再発防止策を問いただしました。財務省に対しては「改ざんされた文書が国会で審議がされた。民主主義の根幹に関わる」と厳しく非難しました。財務省は陳謝したうえで、決裁文書の修正が必要な時は「決裁を取り直す」とし、幹部への研修も行うと説明しました。また、防衛省は「日報を電子化し、保存ファイルを一元化する」という対策を挙げました。今回のヒアリングなどを踏まえ、政府は1カ月以内をめどに再発防止策をまとめる方針です。

こちらも読まれています