日米首脳が電話会談 “拉致問題の提起”を確認[2018/06/13 05:50]

 安倍総理大臣はアメリカのトランプ大統領と電話で会談し、米朝首脳会談で拉致問題に関する日本政府の方針を明確に伝えたと説明を受けました。

 安倍総理大臣:「拉致問題について、米朝首脳会談でトランプ大統領が取り上げて頂いたことに感謝申し上げました。この問題の私の考えについては、トランプ大統領から金正恩委員長に明確に伝えて頂いた。トランプ大統領の強力な支援を頂きながら日本が北朝鮮と直接、向き合い、解決していかなければならない決意をしています」
 また、安倍総理は「金委員長が朝鮮半島の完全な非核化について、トランプ大統領に明確に約束をした意義は大きい」と評価しました。共同声明に、非核化に向けた具体的なプロセスや時期が示されていないことについては「迅速に進めていかなければならない」と述べるにとどめました。

こちらも読まれています