米朝会談後に初確認 北朝鮮タンカー「瀬取り」疑い[2018/06/28 00:05]

 防衛省は、北朝鮮籍のタンカーが洋上での違法な物資の積み替え「瀬取り」を行っていた疑いがあると公表しました。

 防衛省によりますと、21日と22日朝、東シナ海の公海上で北朝鮮籍のタンカーと国籍不明の船が横付けし、ホースを接続しているのが発見されました。国籍不明の船はその後、中国国旗とみられる旗を掲げたということです。日本政府は国連安全保障理事会の決議で禁止されている瀬取りを行っていた可能性が高いと判断し、国連に通報しました。12日の米朝首脳会談の後、瀬取りの疑いが確認されたのは初めてで、制裁逃れが続いている可能性があります。

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