中国海軍「病院船」 尖閣諸島接続水域で1時間[2018/06/30 07:02]

 中国海軍の病院船が沖縄県の尖閣諸島の接続水域を通過しました。中国軍の艦船が尖閣諸島の接続水域に入ったと確認されたのはこれで3回目です。

 29日午前4時半ごろ、尖閣諸島の大正島北側の接続水域に中国海軍の病院船1隻が入りました。海上保安庁の巡視船が日本の接続水域であることを通知しましたが、1時間ほど接続水域に入っていたということです。今月から運用が開始された日中間で偶発的な衝突を防ぐための「海空連絡メカニズム」が使われたかどうかは明らかにされていません。この病院船の侵入は29日に行われた日米防衛大臣会談でも小野寺大臣から紹介され、尖閣諸島が日米安全保障条約第5条の適用対象になることをマティス国防長官と改めて確認しました。

こちらも読まれています