「イージス・アショア」地元の理解が大前提 菅長官[2018/07/01 23:20]

 菅官房長官は秋田県で講演し、北朝鮮の弾道ミサイル発射などに対応する地上配備型の迎撃システム「イージス・アショア」について配備に理解を求めました。

 菅官房長官:「この配置については、地元の皆さんのご理解を頂くことが大前提であります。理解をして頂けるように防衛省に誠意を持って、一つひとつ対応するように私からも強く指示をしています」
 イージス・アショアは、海上自衛隊のイージス艦と同様の弾道ミサイルの迎撃システムを地上に設置したものです。北朝鮮の弾道ミサイル発射などに対応するため、秋田県と山口県に1基ずつ、2023年をめどに配備される見込みです。菅長官は国民の安全安心を確保することは政権の最大の責務だとして配備に理解を求めました。一方で地元への説明途中で現地調査の入札を公告したことが県民感情を逆なでしているという指摘について、「おっしゃる通りだ」と述べました。そのうえで、地元の懸念や要請の一つひとつに対して誠意を持って対応するよう防衛省に強く指示したことを明かしました。

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