自民、世襲制限改革を提言 安倍総裁「実行が大事」[2018/07/20 19:16]

 自民党の政治制度改革実行本部は、党所属国会議員の世襲を制限するなどの改革を安倍総裁に提言しました。安倍総裁は「改革を実行することが大事」と述べました。

 提言では、国会議員が引退した際に息子などの親族が後継の候補者となる場合、公募を行うよう求めています。自民党では、候補者が決まっていない選挙区では「公募」が原則ですが、現職の議員が選挙の直前に引退して公募を行わずに親族が立候補するケースが相次いでいました。提言を受けた安倍総裁は「実行することが大事。党内で徹底していこう」と述べたということです。自民党は、地方組織も含めて改革を徹底していく方針です。

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