航空機で北方領土入り 元島民らが1泊2日の墓参り[2018/07/21 22:36]

 北方領土の元島民らによる航空機で現地に入る墓参りが22日から1泊2日で行われます。

 墓参団・岩崎忠明団長:「いまだ帰らぬ故郷に眠る多くの御霊の慰霊ができますことは、このうえない喜びでございます」
 航空機で現地に入る墓参りは去年9月以来、2回目です。外務省によりますと、元島民とその家族39人が今回、国後島と択捉島でそれぞれ墓参りする予定です。元島民の平均年齢が80歳を超えるなか、従来行なってきた船での墓参りに比べ、時間も大幅に短縮し、身体的な負担も軽くなります。今年は当初から予定していた1泊2日で行なわれる初めて墓参りとなります。政府は交流を活性化させ、北方領土の返還へ向けて協議を加速させたい考えです。

こちらも読まれています