「やっと生まれ故郷に…」寒さの中、北方領土墓参り[2018/07/23 23:34]

 雨風強く、気温も10度を下回る寒さのなか、北方領土で墓参りが行われました。

 富川和子さん(81):「やっと生まれ故郷に足を踏み入れて、飛行機の中から島影を見た時、ちょっとうるっときました」
 飛行機を使った墓参りは去年9月に行われて以来、2回目で、外務省によりますと、今回、元島民とその家族39人が国後島、択捉島の墓地で手を合わせました。択捉島では雨風で気温も上がらず、寒さをこらえての墓参りとなりました。元島民の平均年齢は80歳を超えていて、政府は交流を活発化させて北方領土の返還へ協議を加速させたい考えです。

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