東京五輪に向け…政府がサイバー新戦略を決定[2018/07/25 15:01]

 政府のサイバーセキュリティー戦略本部は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは「過去の大会以上のサイバー攻撃が予想される」として新しいセキュリティー戦略を決定しました。

 新しい戦略には、オリンピック関係者の間でサイバー攻撃などに関する情報を迅速に共有するため、「サイバーセキュリティ対処調整センター」を今年度末をめどに創設することが盛り込まれています。オリンピックの組織委員会や関係省庁、自治体、通信や交通などの事業者が連携して対応する仕組みです。新しい戦略は近く、閣議決定されます。また、政府は鉄道や電力など、重要なインフラがサイバー攻撃を受けた場合に国民生活への影響の深刻さを表すため、レベル0からレベル4の5段階で評価する新たな基準を決定しました。

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