佐川前長官の“偽証告発” 与党拒否で見送りに[2018/08/06 23:28]

 財務省の文書改ざん問題を巡って佐川前国税庁長官を偽証の疑いで告発するよう野党が求めていましたが、与党が拒否したため見送られました。

 立憲民主党・蓮舫副代表:「『偽証に値しない』という結論を我々は宣告されました。全くおかしいと思います」
 野党側は、3月に参議院の予算委員会で行われた佐川氏の証人喚問での答弁について「偽証と認められる点が何点かあった」として告発するよう求めていました。6日、与党側は口頭で「前提となっている推論自体が誤っている」として佐川氏の告発を拒否しました。告発には委員会に出席する議員の3分の2以上の賛成が必要なため、見送られた形です。先週は衆議院でも野党側の要求が退けられています。野党は引き続き国会で追及する方針です。

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