海自潜水艦が南シナ海で初の訓練 中国牽制する狙い[2018/09/17 11:46]

 海上自衛隊の潜水艦が初めて南シナ海で訓練を行ったことが分かりました。南シナ海の軍事拠点化を進める中国を牽制(けんせい)する狙いです。

 政府関係者によりますと、13日に海上自衛隊の潜水艦「くろしお」が南シナ海で海上自衛隊の護衛艦3隻と合流し、敵の潜水艦を発見したり敵に見つからないよう行動する訓練などを行ったということです。訓練は、中国が自国の権利が及ぶと主張している海域「9段線」の内側で行われました。海上自衛隊の潜水艦を南シナ海に派遣して訓練を実施したのは初めてです。その後、くろしおは海上自衛隊の潜水艦として初めてベトナムのカムラン湾に寄港し、中国の南シナ海での行動に日本とベトナムで連携して対処する姿勢を示しました。

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