安倍総理NYへ 日米貿易問題で譲歩やむを得ず?[2018/09/23 17:36]

 安倍総理大臣は国連総会などに出席するため、23日午後にニューヨークへ出発しました。トランプ大統領との夕食会や首脳会談も予定されていて、北朝鮮情勢や貿易問題が焦点です。

 北朝鮮問題では、非核化に向けた政策のすり合わせや拉致問題解決へ向けて緊密な連携を確認します。
 安倍総理大臣:「北朝鮮を巡る問題について認識を共有し、方向性について一致させたい。経済交渉については、まず私とトランプ大統領、日米では目的は共有しています」
 一方で、貿易問題は厳しい局面を迎えています。11月に中間選挙を控えるトランプ大統領は貿易赤字の削減に必死で、日本に対しては年間7兆円規模の赤字を問題視しています。自動車への追加関税を避けるため、日本としてはこれまで回避してきた新たな日米二国間の貿易協議に応じるなど、一定の譲歩をせざるを得ない可能性があります。トランプ大統領との友好な関係を自負する安倍総理がこの問題をどうさばくのか正念場を迎えます。

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