入管法改正案の意味は? 失踪者は半年間で4000人超[2018/11/01 19:15]

 外国人技能実習生の失踪が今年1月からの半年間で4000人を超え、過去最多を更新する勢いであることが分かりました。

 立憲民主党・長妻昭代表代行:「技能実習生、今年の1月から6月までで何人くらい失踪されましたか?」
 山下貴司法務大臣:「4279名というふうに聞いております」
 外国人労働者の受け入れを拡大する出入国管理法の改正案に関連して、立憲民主党の長妻代表代行が外国人技能実習生の失踪について質問しました。失踪者の数は去年が7089人と過去最多でしたが、今年は6月末の時点ですでに4279人に上っています。長妻氏は、こうした現状を放置して新しい制度を導入するのは「非常に無責任だ」と批判しました。安倍総理大臣は「こういう問題に対応するためにも出入国管理庁を作る」と法改正の必要性を強調しました。

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