防衛省“探知音”公開へ 韓国軍レーダー照射問題[2019/01/20 11:52]

 防衛省は韓国軍のレーダー照射問題で、21日にもレーダーを探知した音声データを公開する方針を固めました。

 韓国軍のレーダー照射問題では韓国政府が照射を認めず、日本と韓国で議論が並行線となっています。日本側はこれまでの2回にわたる協議でも進展が見られないことから、レーダーを受けた際のデータを示して国際社会の理解を得たい考えです。公開する方針のデータは韓国側が照射を否定する火器管制レーダーを受けた際の音声データで、継続的に鳴り続ける探知音が記録されているとみられています。防衛省幹部は「軍事関係者が聞けば照射は明らかだ」と述べ、音声データの公開をもってこの問題の対応を打ち切りたい考えです。

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