安倍総理 “女子の教育の推進”をG20の議題に[2019/03/23 11:49]

 「女性が輝く社会」の実現に向けた国際女性会議が東京で開かれています。安倍総理大臣は、女子の教育推進を6月のG20サミットの重要な課題にする考えを強調しました。

 安倍総理大臣:「教育の充実は単なる社会政策ではありません。持続可能な経済成長への最大のカギであります。G20大阪サミットで議長国として、この問題をしっかりと提起していきます」
 また、安倍総理は「すべての女子が少なくとも12年間の質の高い教育にアクセスできる世界を目指す」と語りました。2020年までに、少なくとも400万人に上る途上国の女性に、教育の機会を提供する考えです。また、2014年にノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんが講演し、女子教育への投資を呼びかけました。
 マララ・ユスフザイさん:「将来、女性が仕事で成功できるよう、いま女子に投資する必要があります。G20のリーダーたちにお願いします。女子たちが12年の教育と将来の職業訓練を受けるための資金提供を」
 マララさんは、イスラム武装勢力から襲撃を受けながらも、女子の教育の重要性を訴える活動を続けています。

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