70歳以上でも厚生年金…社会保障制度改革の提言へ[2019/05/14 12:16]

 自民党は70歳以上の厚生年金への加入をはじめ、高齢者の働く環境を整えることなどを柱とした社会保障制度改革の提言をまとめました。

 自民党・小泉進次郎議員:「人生100年時代に向けた構造改革、これこそがまさに働くことが損をしない、そういった社会への転換をすると。支える側と支えられる側の固定化した考え方を超えていかなければいけない」
 提言では、65歳以上を一律に「高齢者」と一くくりにする現在の社会保障制度が高齢者の就労意欲をそいでいると指摘し、70歳を超えても働ける環境を整えることなどを求めています。特に、70歳以上でも厚生年金に加入できるようにしたり65歳となっている定年の延長や撤廃などが盛り込まれました。また、女性が働くことの障害になっているとされる、いわゆる「130万円の壁」を打破するとしています。自民党は月内にもこの提言を政府に申し入れ、「骨太の方針」に反映させるよう求めます。

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