中小企業の代替わり策 後継者に個人保証を求めず[2019/06/01 10:09]

 安倍総理大臣は中小企業が円滑に代替わりできるよう、後継者に企業債務の個人保証を求めない仕組みを作る方針を表明しました。

 安倍総理大臣:「個人保証の慣行は次の世代には引き継いではならない。今の世代で必ずや断ち切るとの強い決意を持って、大胆な政策パッケージを実施していきます」
 中小企業の継承を巡っては、個人保証が障害となって廃業せざるを得ないケースが問題となっています。安倍総理が表明した新たな方針では金融機関に対して新旧の経営者の両方に保証を求めることを原則、禁止するほか、政府系金融機関に対しては個人保証なしの融資を徹底させることとします。政府はこうした方針を来月、取りまとめる成長戦略に盛り込むことにしています。

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