安倍総理がサウジ皇太子と会談 外交努力を訴え[2020/01/13 06:11]

 安倍総理大臣はイランと敵対するサウジアラビアで実質的な指導者のムハンマド皇太子と会談し、中東情勢の安定化に向けた外交努力の重要性を訴えました。

 ムハンマド皇太子との会談は、地方都市ウラーの砂漠に特別に設置された伝統的なテントで行われました。安倍総理は情勢の緊迫化について「憂慮している」と伝え、サウジアラビアと連携したい意向を伝えました。日本はイランとサウジアラビア双方と友好関係にあり、安倍総理は中立的な立場からイランとの対話を促したものとみられます。また、これに先立って首都リヤドでサルマン国王とも会談を行いました。安倍総理が自衛隊派遣について日本の船の安全確保に向けた情報収集目的であることを説明したのに対し、サルマン国王は理解と支持を表明したということです。

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