「極めて危機的」“ポスト安倍”が現状を懸念[2020/02/28 10:05]

 「ポスト安倍」に名を連ねる自民党の岸田政調会長や石破元幹事長らが都内で会談し、自民党を取り巻く状況について「極めて危機的だ」との認識で一致しました。

 会合には岸田氏や石破氏のほか、石原元経済財政担当大臣と中谷元防衛大臣も出席しました。石破氏によりますと、東京高検の黒川検事長の定年延長問題について「非常に批判が強く、やり方についてかなり問題がある」との意見が出たということです。また、新型コロナウイルスに対する政府の対応への批判も「予想以上のものがある」と語りました。一方、安倍総理大臣が来月2日から全国の小学校などを臨時休校にするよう要請したことについて、中谷氏は「党の方にはほとんど相談なく、テレビで知った。きちんと議論を重ねてやっていくべきだ」と苦言を呈しました。

こちらも読まれています