ヨーロッパからの入国制限 ビザ効力停止や待機要請[2020/03/18 11:52]

 日本政府は新型コロナウイルスの感染が急拡大しているヨーロッパ各国からの入国を制限するため、すでに発給しているビザの効力を停止する方針を固めました。

 政府関係者によりますと、新たに入国制限の対象となるのはイギリス、フランス、ドイツ、イタリアを含むヨーロッパの約30カ国とエジプト、イランです。すでに発給しているビザの効力を停止するほか、日本人を含む入国者全員に入国後14日間、自宅などで待機するよう要請します。また、公共交通機関の利用を避けることも求めます。同様の制限はすでに中国と韓国に対して行われていて、感染が深刻化するヨーロッパも対象に加える必要があると判断しました。政府はこれらの措置について18日午後、決定することにしています。

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