立憲・福山氏「本意でなかった」 尾身氏への発言で[2020/05/14 16:48]

 立憲民主党の福山幹事長は専門家会議の尾身副座長に対する国会での発言についてインターネット上で抗議の声が高まっていることから、「本意ではなかった」として謝罪しました。

 立憲民主党・福山幹事長:「敬意を持ってご質問していたつもりですが、少し言葉も含めて厳しい口調になったことについて不快な思いをさせた方々がいるということで、私の本意ではなかったので、ここにおわび申し上げたいと思います」
 問題となっているのは11日の新型コロナウイルスに関する参議院予算委員会でのやり取りです。福山幹事長は無症状や軽症の人の実態を把握できなければ感染拡大の防止にはならないとして、「現状の感染者は10倍以上いる」という見解を示した北海道大学の西浦教授の指摘について取り上げました。政府の参考人として出席した尾身副座長は「10倍かどうかは誰にも分からない」と説明し、安倍総理大臣も同じ認識を示しました。福山幹事長はその後も実際の感染者数を巡って尾身副座長とやり取りをしましたが、かみ合わず、答弁を短くするように注文を付けたり、「答えて頂けず残念です」と発言したりしていました。福山幹事長は13日にインターネット番組で「不快な思いをさせた方々がいるので今後は丁寧な質疑にしたい」と述べ、謝罪しました。

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