「検査充実、病床余裕」緊急事態“再宣言”に否定的[2020/07/11 19:36]

 東京都の新型コロナウイルスの感染者数が3日連続で200人超えとなったことについて、菅官房長官は引き続き緊急事態の再宣言に否定的な姿勢を強調しました。

 菅官房長官:「きょうは206名でありますけども。ただ、これによってまた緊急宣言をするんですか、とよく聞かれますけども、政府としては今の社会経済活動を進めていくという方針には変わりはありません」
 菅長官は陽性者の数が増えていることについて検査数を大幅に拡充した結果だという認識を示しました。また、「今は2割弱しかベッドを使っていない」と述べ、病床に余裕があり、緊急事態宣言を発令した4月とは状況が違うと強調しました。そのうえで、「社会経済活動の段階を少しずつ上げていく」と述べ、政府の方針に理解を求めました。

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