二階幹事長、女性議員を幹部会議オブザーバー参加へ[2021/02/16 15:22]

 自民党の二階幹事長は党の幹部会議において女性の目線を反映させるべきとの意見があったことを受けて、今後は女性議員を陪席させる考えを示しました。

 自民・二階幹事長:「政治のこの現場、現場だけではなくて、さらにこの役員会等で、どういう議論がなされているのかということが、十分ご了解頂くことが大事ですからね、それをご覧にいれようと」

 さらに、佐藤総務会長も「オブザーバー出席みたいな形で、雰囲気を味わって頂け」と幹事長から指示があったことを明かしました。

 党所属の女性議員を数名、毎回入れ替えて出席させる方針ですが、陪席という形では議決権などがないため「そういうことではない」「カメラに映るだけでいいのか」と疑問視する声も出ています。

 一方、候補者の一定割合を女性とする「クオータ制」について、佐藤総務会長は「地域ごとのしきたりや文化がある」として次の衆院選からの導入には否定的な考えを示しました。

 まずは比例区や現職議員が引退したいわゆる「空白区」などで女性候補の擁立を促していく方針です。

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