自民・下村氏 会議での他議員の発言口外を注意[2021/05/27 07:49]

 自民党の下村政調会長は、非公開の会議で他の議員が発言した内容を外に漏らさないよう所属議員に注意したことを明らかにしました。LGBTを巡る議員の発言が批判を浴びたことが念頭にあります。

 自民党・下村政調会長:「マスコミクローズの中で発言していることに対しては、本人が外に出て発言するのは自由だが、しかし党内における他の方の発言は、議会人としてはルール違反になるのではないかということで、私の方で改めて注意した」

 この問題は今月20日、報道陣に公開されていない会議の場で簗和生衆議院議員が、LGBTの人たちに関して「生物学上の種の保存に反する」という趣旨の発言をして批判を浴びたことが発端となっています。

 26日の別の会合では、「自由闊達(かったつ)な議論を阻害している」として、他人の発言を外部に漏らすことは控えるべきだという意見が出席者から出ました。

 これを受けて下村氏は、会議での発言内容は会議の責任者だけが公表するべきだという考えを示しました。

こちらも読まれています