尾身会長 五輪開催「医療体制に負担リスクある」[2021/06/01 12:04]

 緊急事態宣言下での東京オリンピック・パラリンピックの開催について、政府コロナ分科会の尾身会長は「医療体制に負担がかかるリスクはある」と懸念を示しました。

 政府分科会・尾身会長:「緊急事態宣言ステージ4ですけど、開催をすれば医療に負担がかかっているわけで。さらに負担かかるというリスクがあるということは皆(政府分科会のメンバー)の大体の意見だ」

 野党側は、緊急事態宣言下でのオリンピックの開催は困難ではないかと指摘しました。

 尾身会長は、「開催にかかわらず緊急事態宣言が出るような状況は回避するべきだ」と述べました。

 そのうえで、開催するかどうかについては「専門家や分科会の役割ではない」と主張し、「政府が決めることだ」と強調しました。

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