「ワーキングプア層に10万円給付を」立憲が法案提出[2021/12/17 15:20]

 立憲民主党は、新型コロナウイルスの影響で収入が減り、生活が困難な「ワーキングプア」層に1世帯あたり10万円を給付する法案を衆議院に提出しました。

 立憲民主党・長妻元厚生労働大臣:「20代の方がホームレスに新宿などでなっておられるという光景は、今まであまり見たことないわけですけれども、非常に緊急にこれは措置をしなきゃいけないと」

 立憲民主党が提出した法案は、働いていても生活に苦しんでいる「ワーキングプア」層に特化したものです。

 新型コロナの影響で収入が減ったものの、政府の給付金の対象となっていない年収200万円以下の世帯に10万円を給付するとしています。

 対象は、270万世帯でおよそ2780億円の予算を見込んでいます。

 ただ、今の国会は、来週21日に閉会する見通しで、法案は審議の対象にならない見通しです。

 一方、政府は世帯主の年収が960万円以下で、18歳以下の子どもへの10万円相当の給付を盛り込んだ補正予算案を20日に成立させる方針です。

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