福島第一原発の汚染水漏えい 公表値より大幅減[2013/05/17 00:03]

 福島第一原発の地下貯水槽から汚染水が漏れ出た問題で、東京電力は、実際に漏れ出た量は当初の発表より大幅に少なかったことを明らかにしました。

 東京電力・広瀬直己社長:「地下貯水槽のナンバー2ですが、ここから漏れ出た(汚染水の)漏えい量についても再評価をした」
 先月、東京電力は、福島第一原発の2号貯水槽から最大で約120トンの汚染水が漏れ出たと発表しました。しかし、その後の調査で、地表に漏れ出た恐れのある汚染水の量は、最大で20リットル程度と、当初の6000分の1と推定されることが分かりました。貯水槽の水位計に原因不明の誤差が生じていたためとしています。

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