「もんじゅ」で日本原子力研究開発機構理事長辞任[2013/05/17 11:54]

 高速増殖炉「もんじゅ」の点検漏れ問題に絡み、日本原子力研究開発機構の鈴木篤之理事長が辞任しました。

 下村博文文部科学大臣:「今までのことについて責任を取ると。責任の取り方として、自ら辞めたいという表明があった」
 下村大臣は16日夕方、鈴木理事長から文科省の事務次官に電話で辞意表明があったことを明らかにしました。文科省はこれを受理し、17日付で理事長の職を解きました。もんじゅでは、約9800件の点検漏れが判明していて、15日に原子力規制庁から運転再開手続きの停止命令が出されることが決まったほか、文科省からも安全確保などに向けた是正要求が行われました。

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