日本人拉致の可能性? 過去の海難事故を再調査へ[2013/05/31 16:37]

 過去の海難事故についても、拉致の疑いがないかどうか再調査する考えを明らかにしました。

 古屋国家公安委員長:「(過去の海難事故について)洗い直す必要があるものについては、しっかり海保と警察が連携を取って、洗い直していきたいと思っている」
 古屋委員長は31日の会見で、1970年代から80年代にかけて、海難事故を装った日本人拉致があったとする脱北者の証言について述べました。そのうえで、過去の海難事故を警察と海上保安庁が連携し、拉致の可能性がないか再調査していく考えを明らかにしました。警察庁によりますと、拉致の可能性が排除できない行方不明者は862人に上っていて、家族らから届け出がない海難事故の不明者はこのなかに含まれていません。

こちらも読まれています