東海村放射能漏れ事故で報告書 第三者委設置へ[2013/06/01 00:03]

 茨城県東海村の実験施設で起きた放射能漏れ事故で、日本原子力研究機構などは第三者委員会を設置し、事故原因の究明や対応の検証を行うことを決めました。

 高エネルギー加速器研究機構・住吉孝行理事:「近隣住民の皆様、及び社会の皆様に大変、不安を与えてしまいました。深くおわび申し上げます」
 原研機構などは、原子力規制庁に事故の報告書を提出しました。今後、第三者委員会を来月上旬までに立ち上げて、原因の究明や事故後の対応の検証などを行うとしています。一方、実験で使われた「金」は放射線量が高いため、取り出すまでに1カ月近くかかることから、事故原因の本格的な調査はそれ以降になるということです。

こちらも読まれています