江戸川のウナギから放射性物質 出荷見合わせ要請[2013/06/07 21:41]

 東京都と千葉県の間を流れる江戸川のウナギから国の基準を上回る放射性物質が検出されました。東京都は漁業組合に対し、出荷を見合わせるよう要請しました。

 千葉県は今月上旬、市川市の江戸川でウナギを採取したところ、1匹から1キロあたり約140ベクレルの放射性セシウムが検出されました。国が基準値と定める100ベクレルを超えたことから、千葉県は隣接する東京都と埼玉県に結果を連絡しました。これを受けて都は、2つの漁業組合に対して、しばらくの間、ウナギを出荷しないよう要請しました。東京では、ウナギの漁獲高が1年間で11トンほどあるということです。都が先月に行った調査では、ウナギから基準を超える放射性物質は検出されていません。

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