「流山市内で数件やった」“針混入”28歳男逮捕[2013/07/04 11:45]

 千葉県内のコンビニ店やスーパーで食品から相次いで縫い針のようなものが見つかった事件で、28歳の男が逮捕されました。男は「数件、同じようなことをした」などと話しています。

 (社会部・前山裕一記者報告)
 逮捕された男は取り調べに素直に応じ、「間違いありません」と容疑を認めています。警察は4日午後からの取り調べで、本格的に余罪を追及する方針です。自称・無職の永木智弥容疑者は先月28日、コンビニ店で、陳列されていた食パンに長さ約4センチの縫い針を差し込んだ疑いが持たれています。コンビニ店の防犯カメラには、永木容疑者とみられる男が食パンに縫い針を刺すような様子が映っていました。また、被害に遭った別のコンビニ店の防犯カメラに映っていた男は、黄色と黒のチェック柄のシャツを着ていましたが、永木容疑者が同じようなシャツを着て柏市内を歩いていたことから、捜査員が気づいて身柄を確保したということです。警察は、別のコンビニ店の事件にも関与した疑いが強いとみています。永木容疑者は、動機について「今はよく覚えていない」とあいまいな供述をしていて、警察は、犯行に至った経緯などを調べる方針です。

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