利根川水系ダム貯水量過去最低 19年ぶり取水制限[2013/07/24 08:00]

 関東地方は依然、雨の少ない状況が続き、利根川水系のダムの貯水量がこの時期として過去最低になっていることなどから、24日から1都5県で10%の取水制限が実施されます。

 利根川水系の8つのダムでは5月、6月に例年の7割程度しか雨が降りませんでした。さらに、梅雨明けも早かったことなどから、貯水率が満水時の約半分で、この時期として過去最も少ない量となっています。これを受け、国土交通省は23日、1都5県からなる渇水対策会議を開き、24日午前9時から10%の取水制限の実施を決めました。利根川水系での取水制限は、7月としては1994年以来、19年ぶりです。この取水制限による日常生活への影響はありませんが、国交省は節水を呼びかけています。

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