東電、福島第一原発で汚染水くみ上げ開始

　汚染水の海への流出はほぼ止められるとしています。

　福島第一原発で放射性物質に汚染された地下水が遮水壁を乗り越え、海に流出している問題で、東京電力は15日、新たに鉄のパイプを地面に打ち込み、強力なポンプを使って地下水のくみ上げを始めました。今週末までに全部で28本のパイプを打ち込み、一日で約70トンの地下水をくみ上げることが可能になるということです。東京電力は、遮水壁周辺での海への流出はこれでほぼくい止められるとしています。