不正訴えた社員を解雇 秋田書店景品水増し問題[2013/08/22 05:50]

 秋田書店が読者プレゼントで景品の数を水増ししていた問題で、社内でこの不正を訴えていた社員が解雇されていたことが分かりました。

 秋田書店は、雑誌の読者プレゼントで景品の数を実際よりも多く掲載したとして、20日、消費者庁から景品表示法違反で措置命令を受けています。労働組合の「首都圏青年ユニオン」によりますと、一昨年、秋田書店の女性社員(28)が不正をやめるよう上司に訴えたところ、去年になって「景品を読者に送らず、盗んだ」として懲戒解雇されていたということです。女性は解雇の撤回と損害賠償を求めて提訴する方針です。秋田書店は、「女性の言い分は弊社の認識と隔たりがある」としています。

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