年金支給額が減額…受給者からは“怒りの声”[2013/10/01 11:51]

 今月から、年金の引き下げが始まります。特例として高くなっている現在の支給額を、3年かけて本来の水準に戻します。

 年金の支給額は、物価などに応じて見直されていますが、2000年度からの3年間に特例として引き下げが見送られ、現在は本来より高い水準になっています。年金の過払いは年間1兆円とされ、今月からこの特例が段階的に解消されることになり、支給額は3年かけて2.5%引き下げられます。
 抗議にきた受給者:「全く腹が立つよ。低賃金で働いて、ようやくもらって」「普通の生活ができなくなる。家賃を払ったり、食費を払ったり」
 支給額は今回、まず1%引き下げられ、標準的な夫婦の場合、2015年度には約5900円の減額となります。

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