規制委員長が東電社長から聴取 相次ぐトラブル受け[2013/10/28 11:52]

 汚染水漏れなどのトラブルが続いた問題で、原子力規制委員会の田中委員長が、初めて東京電力の広瀬社長から直接話を聞き、作業員の環境改善を求めました。

 原子力規制委員会・田中俊一委員長:「(福島第一原発の現状打開について)これからもいろいろとありますので、ぜひ、その辺について率直な意見を話して頂きたい」
 東京電力・広瀬直己社長:「ご主旨に沿って、詳しくいろいろと述べさせて頂きたい」
 田中委員長は、現場でのミスを繰り返さないためにも、作業員が防護マスクをつけないで作業できるように敷地内の除染を急ぐことや、作業員の環境改善のための長期的な対策を求めました。
 東京電力・広瀬直己社長:「現状、私が社長として把握したことは率直に話ができたと思っています」
 広瀬社長は、現場での作業ミスをなくすために、柏崎刈羽原発をはじめ、火力・水力発電所から作業員を回して人員を増強することなどを約束しました。

撮影:東京電力

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