男性も育休取りやすく…厚労省が給料補償を67%へ[2013/10/29 20:46]

 育児休業中でも給料の50%が支払われる給付制度について、厚生労働省は支給額を67%に引き上げる方針を示しました。男性が育休を取りやすくすることが狙いです。

 現在の制度では、育児休業を取った場合、子どもが1歳になるまで休業前の給料の50%分が雇用保険から支給されます。しかし、収入が減る不安などから育休の取得率は女性が83.1%なのに対し、男性は1.89%と伸び悩んでいます。
 厚生労働省・田村憲久大臣:「特に男性の育児休業を取って頂いて、ぜひとも子育てに参加して頂きたい」
 このため、厚労省は、支給額を50%から67%に引き上げる案を示しました。引き上げは最初の半年に限りますが、例えば夫婦で半年ずつ育休を取れば、1年間を通じて引き上げが適用されます。厚労省は来年秋の実施を目指しています。

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